『待ちぼうけ』作詞家:北原白秋/作曲家:山田耕筰
(1番)
待(ま)ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日 せっせと 野良(のら)かせぎ
そこへ兎(うさぎ)が飛んで出て
ころり ころげた 木のねっこ
(2番)
待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝(ね)て待とか
待てば獲(え)ものは 駆(か)けて来る
兎ぶつかれ 木のねっこ
(3番)
待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日(きのう)鍬(くわ)とり 畑仕事(はたしごと)
今日(きょう)は頬(ほお)づえ 日向(ひなた)ぼこ
うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ
(4番)
待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日(きょう)は今日はで 待ちぼうけ
明日(あす)は明日はで 森のそと
兎待ち待ち 木のねっこ
(5番)
待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑(きびばたけ)
いまは荒野(あれの)の箒草(ほうきぐさ)
寒い北風 木のねっこ
【解説】
大正12年2月に満州教育会の以来によって作詞・作曲されたものです。
また、この歌は北原白秋(きたはら・はくしゅう)の故郷である福岡県柳川市の通称「白秋道路」に歌碑が建てられています。
1885年1月25日に生まれて1942年11月2日に没した北原白秋は日本を代表する詩人です。
本名は北原隆吉(きたはら・りゅうきち)。
その他の代表的な作品は『この道』や『ゆりかごのうた』、『ペチカ』などがあります。
1886年6月9日に生まれ1965年12月29日に没した山田耕筰(やまだ・こうさく)は日本の代表的な作曲家兼指揮者。
日本初となる管弦楽団を創設するなど、日本で西洋音楽の普及に貢献しました。
その他の作品として『赤とんぼ』や『兎のダンス』、『お山の大将』、『七夕』などがあります。