アメフリ

『アメフリ』作詞:北原白秋/作曲:中山晋平

(1番)
雨 雨 降れ 降れ
母樣が蛇目でお迎ひ嬉しいな
ピツチピツチ チヤツプチヤツプ
ランランラン

(2番)
かけましよ鞄を
母樣の後からゆこゆこ鐘が鳴る
ピツチピツチ チヤツプチヤツプ
ランランラン

(3番)
あらあらあの子はづぶ濡れだ
柳の根かたで泣いてゐる
ピツチピツチ チヤツプチヤツプ
ランランラン

(4番)
母樣僕のを貸しましよか
君君この傘さし給ひ
ピツチピツチ チヤツプチヤツプ
ランランラン

(5番)
僕ならいゝんだ
母樣の大きな蛇目に入つてく
ピツチピツチ チヤツプチヤツプ
ランランラン

【解説】
1925年(大正14年)11月号の雑誌『コドモノクニ』で発表された作品。
傘は現代の傘ではなく、「蛇の目傘」とも呼ばれている「唐傘(からかさ)」のことです。
「ピツチピツチ チヤツプチヤツプ」という擬音語によって、子どもが雨を楽しんでいる様子がイメージできます。
1885年1月25日に生まれて1942年11月2日に没した北原白秋は日本を代表する詩人です。
本名は北原隆吉(きたはら・りゅうきち)。
その他の代表的な作品は『この道』や『ゆりかごのうた』、『ペチカ』などがあります。
1887年3月22日長野県に生まれ、1952年12月30日に没した中山晋平(なかやま・しんぺい)は日本の大衆歌謡に大きく貢献した作曲家。
この作品の他にも『てるてる坊主』や『シャボン玉』、『あの町この町』、『兎のダンス』など、数多く残っています。